2007年12月10日月曜日

三つ峠の『顔の岩』を眺める場所



『顔の岩』を眺める場所は、ここなのです。
ここに来たら、しばらく眺めてみて下さい。
見える方には見える、見えない方には見えない『顔の岩』。



八十八大師を通り過ぎると親不知に着きます。
明治以前の三つ峠数え歌の中に『親不知』と言っていますから、
古くからそう呼ばれているようです。
崩れている場所にロープを張ってあります。
足元注意。 足元を見ながら緊張して、急いで渡って通りすぎて行きます。
ちょっと、待ってください。 親不知を通り過ぎる前。
ここに差し掛かったら、見上げてください。
そこには、三つ峠の三つの一つ、東峠、水雲山が見えています。
その岩、午前中に眺めると『顔の岩』に見えるのです。
『北辰妙見』が祀られているという東峠なのです。
三つ峠の中央のピーク、総本社、中峠との間には、
『夫婦岩』があるとされています。
『甲斐神鈴峰之図』に注連縄が張られている岩が描かれています。
たぶん、それが『夫婦岩』ではないかと思われます。
この場所からですと、2本に見えないのですが、
麓から見ると、2本に見えるのです。

親不知に差し掛かったら、渡る前、
見上げてみて下さい。
『顔の岩』は、私にだけにしか見えないのでしょうか?

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