2007年7月31日火曜日

大沢(柄杓流川)の水


現在の『神鈴の瀧』と呼んでいるところです



2007年7月26日木曜日

上手宮の湧き水(西桂のバイカモの花)



三ッ峠の中興の祖と言われる『空胎上人』が水修行をしたといわれる上手宮の湧き水の池。
ここに生えている『バイカモ』。

西桂町、一乗寺の『衆善奉行』



『いっぱい良いことをしよう!』という250年前のメッセージです。

2007年7月23日月曜日

三つ峠の桐ヶ坂



桐ヶ坂は、湯ノ沢、大幡への交易路でした。
この尾根から、三つ峠を眺めてみましょう。

三つ峠のひうち河原に...


ひうち河原と呼ばれるところに不思議な跡があります。
何やら、風呂のようなところ。 石の並びに、人の跡。
山の中を進んでいくと、突然現れビックリしました。

三つ峠、所の沢の山の神


所の沢と言われるところにも、山の神があります。
登山道とは、まったく違った方角です。
ひっそりと、ひっそりと...。

三つ峠の『元山神』



だるま石を、そのまま沢沿いに行く道がありました。
しばらくすると、『山の神』があります。
『元山神』と言われ、『山祗神社』がここにあったそうです。
今では、砂防のえん堤で行く手を阻まれているので、
探すのに苦労します。
訪れる者も無く、ひっそりしています。


2007年7月22日日曜日

今日も、三つ峠

それ、知ってます。
じゃあ、これは?
それも、知ってます。
何で、何で?
去年、山の中で、オジサンに...。
それ、私、私!

そうなのです。今年も同じことをしています。
一年前に会った方に、今日会いました。
また、来年も会いましょうと別れました。
来年も、同じことをしているのかなあ。

2007年7月18日水曜日

西桂からの富士山

雨、雨、雨。
そこで


雨、雨、雨。 だから、晴れた日の風景を紹介します。
ここは、西桂町。 ここからの富士山の姿です。

2007年7月14日土曜日

『三峠』も雨、雨、雨

これから、山梨にも台風がやってくる。
あれや、これや、
雨、風の準備をしました。
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2007年7月13日金曜日

北口の『水雲山』を祀る神社

三峠、 北口大幡方面には
『水雲山』を祀る神社があります。

どうして、こちら側にしかないのか不思議です。

絵図では、三峠を『水雲山』としていることは
前に述べました。
Posted by Picasa

上暮地の『白糸の滝』


上暮地に白糸の滝があります。白い糸のように流れています。
これから、養蚕の信仰があります。
かつては、ここから『三峠』へ登るルートがありました。
今では、ところどころしか道がわかりません。

三峠に『神鈴神社』があります。
中央のピークの下です。
毎年5月5日がお祭りです。
猫の絵のおふだが配られます。
猫がお蚕をねずみから守るのだそうです。






『三峠』をのぞく

こんなふうにのぞいていることもあります。
山に登らないとき。
左に屏風岩。中央の崩れているところが白雲荘跡。右端の崩れているほうが、親不知。
双眼鏡でのぞきます。 そして、カメラを重ねるとこんなふうに写真がとれます。
ちょっと、斜めになったりするのでボケてしまうこともあります。
右下に絵図にある『神鈴瀧』が見えています。
これは、12月の写真です。

2007年7月9日月曜日

見てくれましたか?

やっと、何人かが見てくださったようです。
それまで、だれも見当たりませんでした。
最近、登ってないものですから。
だるま石まで行ったり、来たり。
まだまだ、通っていないところがあって、
あそこも、そこも行ってみたい。
でも、今の季節はちょっと...。

もう一度確かめなければいけないのは、方向。
南北の方向になっているものを、きちんと整理しないと。
『北極星』、『北斗七星』と『三ッ峠(三峠)』の関係。

2007年7月8日日曜日

案内図の一つ

このような案内板を見つけました。

いくつかの案内図がありますが、なかなか見ているようで見ていない。

この図では、御巣鷹山と三ッ峠山と木無山の他に『開運山』が存在することになっている。

Mt. Mitsutoge
Mt. Kaiunzan
Mt. Osutaka
Mt. Kinashiyama


2007年7月7日土曜日

みづとうげさん


このように、かつては『みづとうげ』と
読むのが普通の時代がありました。
それは、ほんの少し前まで地元の方が
発音しているのです。
  しかし、なぜか『ツ』と読む運動(?)
があったのでしょうか?
 いつしか、『みつとうえげ』と呼ぶのが
あたりまえになったようです。

『西国三十三所』、『秩父三十三所』と『八十八大師』

三峠には、八十八大師の他に西国と秩父の三十三所の観音文字塔がある。
これらの、奉納者の地域が分かれている。
八十八大師の場合南東地区が多い。
秩父三十三所のものは、南北地区。
西国三十三所は、北部地区。
これは、何を意味しているのだろう。
置かれているが三峠山中で別れているので、
そのことと関係があるのだろうか?

ここでわからないのは、登山ルートである。
たいていの場合、だるま石から八十八大師への通常の登山ルート。
ここには、多くの石造物が残っている。
三峠東尾根ルートがある。
夏狩湯ノ沢から入るものと、下大幡からの合流ルートである。
ここを通り、八十八大師へ出るコースである。

では、上大幡の場合はどうであろうか?
下大幡まで出てくることも考えられる。
多くの登山者が『水雲山』と(カンチガイシテ)呼んでいる尾根を登るコースはどうだろう。
御巣鷹山まで登ってしまったのだろうか?
そして、現在の登山コースから八十八大師まで??
御巣鷹山から三峠東の大ダルまでの横道があったのだろうか?
三峠の北斜面に。

いづれにしても、だるま石-八十八大師を除き、石造物は見つからない。
『水雲山』の神社は、大幡方面だけに残っている。
なぜ、南側のルートにはないのだろう?

南側の『府戸尾』の尾根。
これは、『太尾根』なのか『不動尾根』なのかわからない。
かつては、八町峠を越え、藤の木を抜け甲府国中へと抜ける街道でもあったはずだ。
しかし、石造物はない。

『延命地蔵』と『十一面観音』


八十八大師を通り過ぎると、いよいよ『親不知』である。
『親不知』の手前に『延命地蔵大菩薩』の碑を知らない方も多い。
自然石に刻まれているし、八十八大師からは横道になっていて
ついつい急いでしまう。 おまけに、その先は『親不知』。
安政六年(1859)、修善和尚が『登山者の安全を祈り...』と
古文書にあるらしい。
 『登山者の安全』とは?
今登っている行為のことなのであろうか?
この先には、『親不知』がある。
その安全を祈って、ということなのであろうか?

安全とは、この先の道だけのことなのではない。
礼拝者が里に帰って後のこと。
実は、このポイントが重要な意味を持つ。
北辰妙見菩薩が祀られていたという西峠(水雲山)。
ともに刻まれている『十一面観音菩薩』。
手前にある、八十八体の『弘法大師』。
『北斗七星』の信仰。

やはり、南北方向には意図があった!(北極星信仰)

『北辰妙見菩薩』が祀られていることは、古文書にある。
八十八体の弘法大師、これらが南北方向を向いていた。
『北極星』を目印に方向を定めたに違いない。

『弘法大師』と『北斗七星』これも重要な関係だ。
ここが『水』の山で、'『水雲山』。
大日如来のアークの『だるま石』。
『柄杓流川』は、妙見信仰によってつけられたはずだ。

『昔、昔、河口湖かられ、柄杓が流れ出てきた...』という
古文書にある伝説。
もう、その頃には、その意味が忘れ去られてしまっていた。

『三都峠』も『みづとうげ』と読んでいたに違いない。
そうすると、
なぜ、『三ッ峠(みつとうげ)』と『つ』にする必要があったのだろうか?

2007年7月5日木曜日

いろいろ紹介しているんですけど...

どうも読まれていませんねえ。
いつものぞいているのは、自分。自分だけ。
先日声をかけた方、なんと、二度目でした。
今までで、二人目でした。
二人の方に、再び会うことができました。

2007年7月3日火曜日

三峠妙具谷の『夫婦岩』とは?



妙具谷』といわれるところ。 絵図で注連縄が張られている岩がある。その岩はたぶん矢印のところの岩に違いない。 その岩の根元に行ってみた。


その根元から岩を見上げる。
大正時代の案内記にある『夫婦岩』と呼ばれる岩ではないかと思う。

2007年7月1日日曜日

『神鈴瀧』とは



『甲斐神鈴峯之図』に『神鈴瀧』が描かれています。
これは、水雲山から下り、あしだケ谷にあります。
かつては、ここを通過する登山ルートが存在しました。
今は、登山道も崩れてしまっています。

だるま石より下方の涼風荘横に、新たに『神鈴の瀧』と呼ぶようにコースが
作られました。これは、看板にも書かれているように、護岸工事によって
川底の岩盤が現れ、それが瀧となっているものです。
絵図の『神鈴瀧』とは異なります。

三峠の水雲山


違う方向から眺めて見ましょう。
左下が神鈴権現。

『あしだがや』から飛び出す『水雲山』


天保時代のものとされる『甲斐神鈴峯之図』。
そこに記されている三峠『水雲山』。
水雲山は不思議なピークです。
『あしだがや』という谷から飛び出しています。
このピークから続く尾根がないのです。

なぜに『水雲山』を祀る神社は、この山の向こう
大幡方面にだけ存在するのでしょうか?

『水雲山』の飛び出している『あしだがや』には
『神鈴瀧』があります。