2011年6月30日木曜日

悩み多き者

すぺてを出してしまおう。
ここで、すぺてを。
汗を流してしまう。
どっぷり汗を。

以前来たときには、
足元の石ころはあったのか。
一つ一つどうでも良いことを
考えながら。

2011年6月29日水曜日

ありがとう


素直にうけとめればいいんだろうか。

じゃれてくるのは気を許した証か。
待っていてくれるのはお前か。

ありがとう。

迷い


右四季楽園、左三つ峠山荘。

今、右側が通行止め。

立ち止まるのはなぜだ。
一方にロープが張られていても、
他方にはそうなっていない。

どちらも通れないのではないのに、
立ち止まるのはなぜだ。

双方が通れなくても、
解決方法はあるはずだ。
迷う必要などない。 自分自身 。

散る

花びらの散る山道
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2011年6月28日火曜日

三つ峠は不幸な山なのか

三つ峠に登る。
いくつもの石造物に出会う。
石に近づくなと言う人がいる。
たたりがあると言うひとがいる。
とすれば、その石に大きさはあるのか。
砂粒にはどうなのか。
三つ峠の石をお墓だという人がいる。

否。 三つ峠の石造物は墓石ではない。
三つ峠は古くから人を寄せる山である。
不幸をもたらすのであるなら、だれもここには来ない。
多くの植物とともに、「生」なる山なのだ。
生きるために、この山に登る。今も昔も。
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2011年6月27日月曜日

延命地蔵

何かを信じているから登るわけではない。
ただ、ただ、登ることで気がまぎれるからのこと。

何かを信じてるわけではない。
時間をつぶすために登っているのである。

季節を感じ、朝夕の時間を感じる。
どっぷり汗を流す。
自分の足で帰ってくる。
実に無駄なことをしているだけだ。

人がいる。動物がいる。
だからこの山に登る。
ここに自分がいる。
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2011年6月26日日曜日

K君のこと

K君にもう会えないことになったらしい。
小学校、中学校を共に過ごした。
一番近所の友人だった。
小学校の帰りに取っ組み合いのケンカをした。

K君には謝らなければなからいことがある。
あれから随分経っているのだが、
ずっと申し訳ないと思っている。
いつか会えることができると思っていた。
会ったときに謝りたかった。
K君にもう会えないことになったらしい。
すいません、あの日のこと。
供養のために三つ峠に登った。
いつか会える日が来ると思っていたのに。
嘘をついた事を後悔しています。
私は今、山梨にいるのです。
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府戸尾の三つ峠

府戸尾を登ったよ。
昔、甲府に抜ける道。

府戸尾を登ったよ。
三つ峠が三つに見える道。

府戸尾を登ったよ。
三つ峠が綺麗だったよ。
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2011年6月25日土曜日

dragon

居た。
三つ峠の龍。

山に入っても居るし、
離れてみても居る。

見た。
三つ峠の龍。

お久しぶりです。
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2011年6月22日水曜日

三つ峠らしい三つ峠

ひっそりと、した、三つ峠。
だけど、だれもいないわけじゃあない。
ひっそりとした、三つ峠。

山頂を嘆く人がいた。
私はそこへ行くことが少ないので、
わからない。

古くから、多くの人々が目指した三つ峠。
三つ峠らしい三つ峠の場所。

ひっそりとした三つ峠。
足元に気をつけて。
私はその先で転んだ。
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2011年6月19日日曜日

小雨にけむる三つ峠

Grazie.
Io ti ringrazio moltissimo.

八十八大師から屏風岩への横道。
空胎上人とその弟子たちによって開かれたという。

カモシカは平気で横切っているのだから、
道が無い時代でもそれなりに移動していたのカモしれない。

いずれせよ、三つ峠の良き場所。
味わいのあるところなのだ。

小雨にけむる、これもなかなかオツなものなのだ。

富士山が見えなかった三つ峠の山。
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2011年6月16日木曜日

三ツ峠への道

達磨石まで続く舗装道。
古くから三ツ峠を知る方たちは、残念がっている。

三ツ峠が三つ峠らしい三つ峠への道。
幾時代かがあって、今。

今を受け止めて、
ひたすら三つ峠を目指す。

三つ峠への道。
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2011年6月13日月曜日

霊験あらたか...今どきの三ツ峠

シトシト三ツ峠、これもいい。
富士山なんて、チットも見えもしない。
見えているのは、わずかばかりの景色。
セミの声がする。
鳥の声がする。
沢の音が聞こえる。
蛙の声がする。
何人かの人に出くわす。
晴れていたら、富士山だけに気を取られてしまう。

こんな時にしか、三ツ峠を感じてもらえない。
だが、やっぱり三ツ峠なのだ。
思い立ったら、三ツ峠。
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2011年6月9日木曜日

ありがとう三ツ峠

夕方の三ツ峠も素敵だぜ。
天気がどうだって、
姿が見えればいいもんだ。

すぐそこにあって、
決して高くもない。

ところがそこに行くには
随分難儀なのだ。

あの山の上に立てたとき、ほっとする。
私にとって、現実からの逃避の場所。
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2011年6月6日月曜日

近所のおばさんのこと

いつも親切にしてくれていた。
だから親戚だと思っていた。
ほんの少しだけだったけど、
雪の日の朝、玄関の雪かきをした。
停電の暗闇は不安だろうと、
懐中電灯を持っていった。
切れた蛍光灯を取り替えてと頼まれた。
ほんの少ししかお返しをしてあげられなかった。

いつも親切にしてくれた。
お茶を出してくれて、話も聞いてくれた。
だから親戚だと思っていたんだ。

お通夜にでかけた。
ありがとう。

新しく、紅く

新しく、紅く。

咲く花たち。
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新しく、紅く

毎年、季節になると。
新しく、紅く。

今年もやって来たよ。
新しく、紅く。

毎年、毎年、一枚、一枚。
里の女性の一仕事。

三ツ峠には石仏がある。
古くから、思いが今に続いている。
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久しぶりの三ツ峠

目的の花は、もう見られませんでした。
久しぶりの三ツ峠です。
1歩1歩あるけば、何とかたどり着ける。

久しぶりの浄土三部経塔です。
そこにいるの判っているのですが、
何もしてあげられません。

荷物が置かれ、靴に踏まれ。
何時でもそこにじっとしています。

そこにいるのは判っています。
何もしてあげられません。
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