2007年10月13日土曜日

三つ峠が三つ峠でない姿


里から眺める三つ峠の形は、
少し移動すると変わってしまいます。
三つ峠が三つ峠の形であるためには、
三つ峠を生活の一部としていた里の住民が見たものであったはずです。

だるま石までの道は、確かによくなりました。
だるま石まで自動車は通り抜けていってしまいます。
しかし、だるま石からではその形がよく見えません。
だるま石のほんの少し手前に、憩いの森があります。
ここから見る三つ峠は見事です。
これこそ、三つ峠だと思われる姿です。

三つ峠のこの姿を見上げる時、
木無山、開運山、御巣鷹山を連想することはありません。
しかし、この姿をそれらであると勘違いされている方がいるようです。
三つ峠。三つ峠そのものがこの姿なのです。
この地の里の住民が見た三つ峠、
これが三つ峠の姿であったはずです。

いってらっしゃい、山頂まで。
私は、ここまで。 
三つ峠を眺めるだけの楽しみ。

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