2007年10月21日日曜日

海底にあった三つ峠の山







富士山ができるもっと、もっと昔のこと。
三つ峠は海の底。
伊豆半島が押し寄せてきて、丹沢の山塊。
三つ峠もしわになって山となる。

いたるところに海底の証拠があって、
柄杓流の岩肌に見られるという。
化石の層もある。

午前中、だるま石までいつもの散歩。
帰り道で、地質研究のグループに遭遇。
午後は、この方を追いかけてもう一度、登り始める。

現在は、大月に向かって水が流れる。
富士山のない昔の昔、
大月方面からこちらへと
土砂が流れていた証拠がわかってしまうというのだ。

三つ峠の山頂を目指していたころ、
登山道の岩を見ていて、不思議に思ったことがある。
どうみてもコンクリートの塊のような玉砂利の岩が、
どうしてこんなところにあるのだろうと。
この玉砂利の色、大きさ、向きに
いろんなメッセージがあるのだという。
三つ峠の山の中には、いろんな世界があるらしい。

午前中に、山頂を目指したグループが下山で再開。
顔の岩が、顔に見えたと言っていた。

柄杓の流れる川は、不思議な川で、いろんな出会いがある。
三つ峠を眺めると、なおさら、感じるものがこみ上げてくる。
山頂を目指すもよし、途中で引き返すもよし。

今日は、ここを2往復してしまった。

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