2010年10月3日日曜日

2つの三ツ峠とは

木無山(旧名:毛無山)から眺めるとよくわかる。
山頂が目的となった登山では、
三ツ峠の西峰(現:開運山)しか見えない。
三ツ峠が三つの峰を持たねばならない為に、
御巣鷹山を加え、現在ほとんどの方の考える三ツ峠となってしまった。

かつての信仰の山の三ツ峠とは、
西峰、中峰、東峰の岩の塊であった。
ところが現在では、中峰、東峰には
無線設備が建てられてしまっている。
そこに行っても山頂にいる気がしない。
近づけば、監視カメラに写ってしまう不審者でしかない。

古くからの三ツ峠の三つは、眺める三ツ峠。
現在の山頂登山の三ツ峠とは、御巣鷹山、西峰(現:開運山)、木無山ということになる。

こんなことに何故気がつかなかったのだろう。
山頂設備関係者には、山頂登山の三ツ峠であってほしいのである。
従って、今後本来の三ツ峠(西峰、中峰、東峰)と正しく改められることはないだろう。
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