2008年11月8日土曜日

明治の三つ峠

明治の地図、そこに描かれている登山ルートは、八十八大師まで。
神鈴権現も屏風岩下も古くお参りされていたのですから、道はあったはず。
この地図には、描かれていません。
山頂へのルートもありません。
境界線だけがあるだけです。
神鈴権現は、今でも5月5日に参拝が行われています。
どうして、八十八大師までのルートになったのでしょう。
三つ峠は南面が岩場になっています。
傾斜も南面がストンと落ちていて急です。
信仰には、岩場が必要でした。
そして、それを眺める集落が必要でした。
南面から見る三つ峠が三つ峠であったのです。

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