西国三十三観音は、三つ峠西峰の屏風岩下に配置されている。しかし、半数以上は残っていない。
この場所には誰が奉納した観音像が奉納されていたのだろう。
三つの台座のみが残る。
足元の石となってしまったのだろうか。
三つ峠の石造物をお墓だと思われている方がいる。
お墓ではなく、何でも願いをかなえてくれる観音様。
奉納者はどんな願いを持っていたのか。
現在では『三ッ峠山』と書いてあるものが多いようですが、かつては『みづとうげ』と発音し『三峠』とも『水峠』とも書かれていました。『三都峠』という古文書もありますが。御巣鷹、開運、木無が三つ峠ではなく、三つ峠そのものが三つの峰を持っています。その姿は西桂でしか見ることができません。大幡方面にのみ『水雲山』と称するお宮が存在します。『開運山』の名称は古文書には見当たりませんが呼べる理由は存在します。
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