久しぶりに三つ峠に入る。
朝から青空はほとんどなし。
時々ガスも出ていた。
人面岩は、やっぱり顔に見える。
耳だってある。
三つ峠が御巣鷹、開運、木無だと言い出したのは、
その時期の時代背景にあると見た。
「みずとうげ」も、「みつとうげ」のほうが都合がいい。
明治以前を否定する必要もあったのだ。
今日も山頂へは行かず。
水の音が聞こえる。
突然谷底に落ちていく岩の音。
三ツ峠の南面には危険が多い。
信仰とはこういうところに生まれてくるのもうなずける。
幕末の人々は人面岩に気がついていたのだろうか。
古文書や絵図にはそんなものは書いてはない。
三ツ峠は富士山が眺められなくても不思議を楽しめる山である。
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