どうしてこんなところを目指したのか不思議に思うのである。
山頂を目指すのであればもっと楽な道があるのに。
三つ峠は面白い山で古くから女性も登る。
伝説のとよ女もそうである。女性を入れない山ではなかった。
石造物の奉納者にも女性の銘がある。
八十八体の弘法大師、百体の観音、その他合計で200体もの石造物が存在した。
三つ峠を苦労して、苦労して登ってきた者に
運が開けてもいいはずである。
三つ峠を開運山と呼ぶのは自然なことのように思う。
現在では『三ッ峠山』と書いてあるものが多いようですが、かつては『みづとうげ』と発音し『三峠』とも『水峠』とも書かれていました。『三都峠』という古文書もありますが。御巣鷹、開運、木無が三つ峠ではなく、三つ峠そのものが三つの峰を持っています。その姿は西桂でしか見ることができません。大幡方面にのみ『水雲山』と称するお宮が存在します。『開運山』の名称は古文書には見当たりませんが呼べる理由は存在します。
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