2010年7月2日金曜日

明治の三ツ峠は水峠

国土地理院の点の記履歴を見る。

二等三角点  水峠
明治十七年撰定
地名 山梨県甲斐国都留郡西桂村大字水峠


ここには上暮地村から下暮地村への訂正、
さらに西桂村への訂正がある。
この時、三角点設置の順路は上暮地から登っている。
頂上への運搬は駄馬。
下暮地からでは馬では無理なのでやむおえない。
このために上暮地と下暮地を取り違えたのだろうか。
 
明治17年には、「みづとうげ」と呼んでいる事実がある。
信仰の山は、その後登山の時代をむかえる。
大正時代、山頂を憂える人々がいた。
昭和に入り小沼駅が三ツ峠駅に改称。
濁点でない時代に入る。

しかし、今でも三ツ峠が「みづとうげ」と発音していたことを
知っている人々が多くいることに驚く。
もっとも、いつの日か「みづとうげ」であることを忘れる時代が
目の前にあるのも事実だ。


土曜の天気は大丈夫だろうか。 早めにでかけ、早めに戻ろうと思っている。



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