2010年7月25日日曜日

三ツ峠らしい道

馬返しを過ぎると道の様子も変わってくる。
急なところも増えてくる。
急でなくても岩がゴロゴロのところをすり抜けていかねばならない。
「三ツ峠なんて二度と来たくない」という方に会った。
この道は、苦労して苦労して登る道。
無駄な無駄なことを実践する道。
この道が広くなって車に追い越されるなんてことがあれば
三ツ峠の良さは消滅する。

達磨石までが車で入れるようになったことを
残念がっている古くからの登山者の声も聞く。
達磨石から上はそうなることは今後もない。
三ツ峠は汗を振り絞り、無駄を楽しむ山なのである。
山中の石仏はこの道をかついで登ったのだ。
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