帰宅途中の三ツ峠である。
ほんの少し前まで屏風岩に夕日が当たっていた。
そして光の筋が手前に延びる。
前々からこの光景も不思議な感じがしていた。
写真では見せられないのが残念である。
三ツ峠には岩がある。
三つの峰に岩がある。
岩が三つそろって三ツ峠。
日が沈んでも、三ツ峠はやはり三ツ峠である。
現在では『三ッ峠山』と書いてあるものが多いようですが、かつては『みづとうげ』と発音し『三峠』とも『水峠』とも書かれていました。『三都峠』という古文書もありますが。御巣鷹、開運、木無が三つ峠ではなく、三つ峠そのものが三つの峰を持っています。その姿は西桂でしか見ることができません。大幡方面にのみ『水雲山』と称するお宮が存在します。『開運山』の名称は古文書には見当たりませんが呼べる理由は存在します。
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