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横道の開発はいつでしたっけ。
この年の空には彗星が出ていた。
しかし、このことについての空胎上人の記録はない。
何が目的かによって、必要性は変わる。
年間を通しての安全確保。
とすれば、致し方ない。
今後どうあるべきかは、考えれば良い。
考えるに良い機会を与えていただいたと思う。
視点を変えると、見えるものが変わる。
三ツ峠の姿も変わるのをご存知ではないか。
人は、今見ているものを基準としている。
それは、それぞれが異なっている。
現在では『三ッ峠山』と書いてあるものが多いようですが、かつては『みづとうげ』と発音し『三峠』とも『水峠』とも書かれていました。『三都峠』という古文書もありますが。御巣鷹、開運、木無が三つ峠ではなく、三つ峠そのものが三つの峰を持っています。その姿は西桂でしか見ることができません。大幡方面にのみ『水雲山』と称するお宮が存在します。『開運山』の名称は古文書には見当たりませんが呼べる理由は存在します。