富士山北側の信仰では、
南の富士山は太陽信仰、
北の御坂山塊では北極星信仰としていた。
それらはどちらか一つではなく、双方を取り入れていた。
…と私は考えている。
三つ峠は富士山のオマケではない。
三つ峠は三つ峠そのものに意味が存在しているのである。
信仰という教科書を求めていたのではなく、
毎日の生活に必要なことが信仰とされていた時代。
三つ峠が、
御巣鷹山、木無山、開運山の総称などとはこの地に住む者は誰も信じていなかった。
何故なら、三つ峠そのものが三つの岩を持つ山であることを毎日見ているからである。
もちろん、水の山であることも知っている。
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