Q:富士山信仰のために三つ峠に登るのか?
A:これは正しい。
しかし、これだけではない。
三つ峠には、三つ峠だけの信仰の歴史が存在する。
富士山の噴火の時代には、富士山に人々は注目していた。
ところが、富士山が安定してしまうと
この近隣に住む人たちは、富士山に対してそれほど注目をしない。
むしろ、富士山よりも身近である里の山の方が重要となる。
里の山の三つ峠の岩に信仰を求めた。そんな時代が存在した。
神社というのも面白い。
大きな神社は、大正時代にできたものも多い。
もっとも古いのは、その土地に住む人々の目印となるものであったのだろう。
季節を知るために。
太陽や星を意識した。
これらはその後、いくつかの理由が付加されることとなる。
三つ峠が、富士山のためだけに存在している訳ではないことを感じる。
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