古文書に書かれる個人の名前も面白い。
同一人物であるのに、漢字の表記が異なることがあるのである。
三峠であっても、水峠であっても、三都峠でも、どれでもよい。
三峯を神鈴峯などと表記するのは、なんとも洒落ている。
八十八大師と三十三観音は、どちらが先に設置されたのか?
今は、そのことを考えている。
現在では『三ッ峠山』と書いてあるものが多いようですが、かつては『みづとうげ』と発音し『三峠』とも『水峠』とも書かれていました。『三都峠』という古文書もありますが。御巣鷹、開運、木無が三つ峠ではなく、三つ峠そのものが三つの峰を持っています。その姿は西桂でしか見ることができません。大幡方面にのみ『水雲山』と称するお宮が存在します。『開運山』の名称は古文書には見当たりませんが呼べる理由は存在します。
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