伊能図の仙湖とは、西湖のことだったのですね。
甲斐国志の富士八海に西湖の記述がある。
西(せ)の海
古名、戔海と訓ず
今、西の字を用いるも音をとりてセノウミと言い、
今は、ニシノウミと言う。
戔 -> (せん) -> 仙
海 -> (うみ) -> 湖
河口湖を西湖と伊能測量隊に教えた方は誰なのでしょう?
三つ峠の歴史の中で「仙泉山」とも言われたとの情報源はどこにあるのだろう。
私もどこかに書いてしまっているような気がする。
もしそれが正しいとしても『仙湖』とは関係がないようである。
『せのうみ』とは、1000年前の富士山の噴火によって分断されてしまった
本栖湖と精進湖と西湖を一つとする巨大な湖のことである。
今日でも、西湖としてその名が残っていることにも発見があった。
1000年前に、三つ峠の山頂から富士山の樹海が火の海になっている姿を
どこかの誰かが見ていたに違いない。
2010年2月4日木曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿