三つ峠への登山が変わっていくことになる。
太宰治、井伏鱒二もそこから三つ峠に登る。
藤野木、黒駒との三つ峠への関わりも
その年から変化していったのだろうか。
三つ峠の地形は、方角によって全く異なる。
険しくもあり、険しくもなく。
昭和18年、三つ峠駅に名称が変更。
いよいよ水峠から三つ峠へと流れが変わる。
三つ峠の石造物たちは、そのことを感じているに違いない。
昔、昔、その昔、三つ峠は信仰の山であった。
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「浄土三部妙典塔」とは判読できない。
忘れ去られることも歴史なのかもしれない。
踏まれ、踏みつけられて新しい時代が生まれていく。
いつまでも過去にとらわれていてはと、
先人が言ってくれると思えばよいのでしょうか。
三つ峠はかつて信仰の山だった。
しかし、今は違う。
これは事実。
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