三つ峠周辺の山、沢の名前。
昭和初期の登山地図。
ところが、地図に記載されている地名を
この地の住民は知らない。
『大久保山』などは、誰もそう呼ばない。
沢の名前は知られるようになった。
いったい『開運山』とは、
いつから誰が呼ぶようになったのだろう。
私は、それを見つけていない。
三つ峠の山を生活の場としてきた方たち。
この方たちの全く知らない世界が、
すでに一般的と思われる時代となっている。
時代の波というものは、昔を浚っていく。
明治への大きな波と、昭和の波。
こうだと言う者が多くなれば、
それがその時代の真実に。
結局真実というものは、
どの時点から見ているのかをはっきりしておかねばならない。
私の場合は、200年前位のことを起点としてみようと思う。
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