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八十八大師を通り過ぎると、いよいよ『親不知』である。
『親不知』の手前に『延命地蔵大菩薩』の碑を知らない方も多い。
自然石に刻まれているし、八十八大師からは横道になっていて
ついつい急いでしまう。 おまけに、その先は『親不知』。
安政六年(1859)、修善和尚が『登山者の安全を祈り...』と
古文書にあるらしい。
『登山者の安全』とは?
今登っている行為のことなのであろうか?
この先には、『親不知』がある。
その安全を祈って、ということなのであろうか?
安全とは、この先の道だけのことなのではない。
礼拝者が里に帰って後のこと。
実は、このポイントが重要な意味を持つ。
北辰妙見菩薩が祀られていたという西峠(水雲山)。
ともに刻まれている『十一面観音菩薩』。
手前にある、八十八体の『弘法大師』。
『北斗七星』の信仰。
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