2011年6月28日火曜日

三つ峠は不幸な山なのか

三つ峠に登る。
いくつもの石造物に出会う。
石に近づくなと言う人がいる。
たたりがあると言うひとがいる。
とすれば、その石に大きさはあるのか。
砂粒にはどうなのか。
三つ峠の石をお墓だという人がいる。

否。 三つ峠の石造物は墓石ではない。
三つ峠は古くから人を寄せる山である。
不幸をもたらすのであるなら、だれもここには来ない。
多くの植物とともに、「生」なる山なのだ。
生きるために、この山に登る。今も昔も。
Posted by Picasa

0 件のコメント: