2010年11月15日月曜日

三ツ峠は信仰の山なのか

延命地蔵がハッキリ見える季節になりました。
安政六年(1859)と 彫られています。
八十八大師を過ぎ、親不知の手前の位置。
(現在の親不知のことですけど)

空胎上人と弟子達によって屏風岩へと続く横道が開拓される。
八十八大師に始まり200体もの石造物が置かれることになる。

信仰の三ツ峠は、南面の岩場にしか存在しない。
命を掛け進まねばならないところだ。
三ツ峠なんて1800mにも達しないたいして高くない山だ。
しかし、ここには命を掛けなければならないところが存在する。
信仰の山、三ツ峠の醍醐味なのだ。
御巣鷹、開運山、木無には信仰はない。
現在では、三ツ峠が信仰の山であることを知る人は少ない。
三ツ峠の南面を歩くこともなく、歩いても安全にしていただいたからである。
安全にしていただいたことは結構なことであり、感謝もしている。
体を冷やしてしまって、日曜日には寝こんでしまった。
いったい自分は何を言っているのかわからない。
でも、三ツ峠よ、ありがとう。 三ツ峠の南面がやっぱりいいネ。 キツイけど。
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