『近代では…』と書かれている。三つの峰。
近代とは、いつごろのことを言っているのだろう?
『標高一七八七米。…交通路に当ったため…』
と書かれてしまうと、山頂への登山道が交通路になっていたように誤解されてしまう。
山頂直下の道をわざわざ通ることは、決してない。
楽な近道は、府戸尾の尾根を登り三つ峠をまいて八町峠へと向かうのである。
木無山、御巣鷹山、開運山を三ッ峠と呼ぶというのは、
ここに書かれているように、近代になって呼ぶようにしたのであろう。
では、誰が、なぜ??
現在では『三ッ峠山』と書いてあるものが多いようですが、かつては『みづとうげ』と発音し『三峠』とも『水峠』とも書かれていました。『三都峠』という古文書もありますが。御巣鷹、開運、木無が三つ峠ではなく、三つ峠そのものが三つの峰を持っています。その姿は西桂でしか見ることができません。大幡方面にのみ『水雲山』と称するお宮が存在します。『開運山』の名称は古文書には見当たりませんが呼べる理由は存在します。
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